昨晩の海外

金曜日の海外市場は、米8月新築住宅販売件数が、予想を上回ったこともあって、米10年物国債利回りが、1.466%まで上昇、ドルの買い戻しが優勢で引けた。
 メスター・クリーブランド連銀総裁が「労働市場が予想通りに改善すれば、FRBは11月にテーパリングを開始し、来年末までに利上げを行う可能性がある」、ジョージ・カンザスティ連銀総裁は「テーパリング開始への労働市場の基準はすでに満たしている」と発言したが、特段の反応は見えなかった。
 ドル円は110.79まで上昇、ユーロドルは、独9月ifo企業景況感指数が、若干予想を下回り、26日投票の独連邦議会選挙を控えて、1.1701まで下落、ポンドドルは、1.3658まで一時売り込まれた。
 一方クロス円は、高値圏も堅調を維持しているNY株価3指数もあって、堅調な展開。ユーロ円が129.39から129.81、ポンド円は151.00から151.59、オージー円は80.02から80.44、NZD円は77.47から77.75、カナダ円は86.84から87.64まで反発した。