昨晩の海外

昨晩の海外市場は、中国の中秋節の休場を前に、恒大集団のデフォルト懸念で、アジア株価が軟調な推移を続け、リスクオフの展開が優勢となった。また、米週間新規失業保険申請件は、若干予想を上回ったが、米8月小売売上高や9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が、予想より強い結果となったことで、米長期金利が上昇、ドルの買い戻しにつながった。ただ、その後NY株価が持ち直したことで、リスクオフの動きは限定された。
 ドル円は、109.22を安値に、米10年物国債利回りが1.351%まで上昇したことで109.83まで反発、ユーロドルは1.1750、ポンドドルは、1.3765まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は128.61を安値に129.09まで反発、ポンド円は、151.57から150.88、オージー円は80.25から79.76、NZD円が77.89から77.40、カナダ円は86.82から86.33で上下した。