昨晩の海外

金曜日の海外市場は、欧州時間は、週末を控えてドルの売り戻しが優勢となるも、米8月卸売物価指数が予想を上回ったことで、米10年物国債利回りが、1.355%まで上昇、また引けにかけてNY株価3指数が、マイナス圏に大きく沈んだことで、リスク回避的にドルは下げ渋った。今夜もメスター・クリーブランド連銀総裁が「インフレには上向きのリスクが見られる」、「テーパリングを今年開始し、2022年上期にかけて終了することを支持」と発言したが、影響は限られた。
 ドル円は、109.99から109.79で揉み合い、ユーロドルは、1.1851まで反発後1.1811、ポンドドルも1.3889まで上昇後1.3831まで利食いが優勢となった。
 一方クロス円では、ユーロ円は、130.28まで上昇後129.77まで利食いに押され、ポンド円が152.65から151.95、オージー円は81.44から80.76、NZD円は78.65から78.111、カナダ円も87.32まで反発後86.63まで値を下げた。