昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米長期金利の上昇を背景に、ドルの買い戻しが優勢となった。米10年物国債利回りは、今週の米国債入札の影響もあって、1.385%まで上昇した。株価面では、ナスダックは小幅上昇も、ゴールドマンサックが、米国のGDP成長率の見通しを引き下げたことなどから、ダウは一時300ドルを超える下落となった。また、ビッドコインが、5万ドルを割り込む急落となったが、リスクオフの動きは広がっていない。
 ドル円は、110.32まで上昇、ユーロドルは、予想を下回る独ユーロ圏9月ZEW景況感指数を受けて、1.1838まで売りに押され、ポンドドルは、ジョンソン首相が、医療・社会福祉分野での財源不足に対応するための増税計画を発表したことで、経済回復に悪影響を与えると懸念から1.3768まで下落した。
 一方クロス円がまちまちの展開、ユーロ円が130.66まで反発、ポンド円は151.50まで下落後152.09まで反発、オージー円は81.29、NZD円は78.12、カナダ円は87.16まで売りに押された。