昨晩の海外

昨晩の海外市場は、新型コロナウィルスの変異株の世界的な再拡大に対する懸念から、株価が大幅下落したことで、リスク回避の動きが強まった。NYダウが946ドル安と今年最大の下げ幅、ナスダックが248ポイント安、S&Pが94ポイント安まで一時下落した。また、「質への逃避」から米10年物国債利回りが、1.174%まで低下したが、ドル売りは限定された。その他米7月NAHB住宅市場指数は、予想を下回ったが、影響は限定された。
 ドル円は109.07、ユーロドルは、1.1764から1.1824で上下、ポンドドルは1.3655まで下落した。ユーロポンドは0.8642まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円が128.89、ポンド円は149.33、オージー円が80.02、NZD円は75.65まで下落、カナダ円は、原油の大幅下落もあって85.43まで売りに押された。