昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米6月消費者物価指数とコア指数が、市場予想を大幅に上回り、米長期金利が上昇したことで、ドルの買い戻しが優勢となった。米10年物国債利回りは、1.388%まで上昇後、一時1.345%台まで小緩んだが、その後30年物国債入札を受けて1.4200まで上昇したことが、ドルの下値を支えた。またNY株3指数は、利食い売りに押され3指数ともマイナス圏で引けたが、調整は限定された。
 ドル円は110.65まで上昇、ユーロドルは1.1772まで売り押され、ポンドドルは、一時1.3800まで下落した。
 一方クロス円は、総じて軟調な展開となり、ユーロ円が130.30、ポンド円は152.41、オージー円が82.09、NZD円は76.45、カナダ円は88.02まで一時売りに押された。