昨晩の海外

昨晩の海外市場は、今週のFOMCの結果発表を控えて、神経質な展開となった。株価面では、NYダウは、軟調な銀行株で反落するもナスダックやS&Pは、最高値を更新したが、影響は限定された。
 ドル円は、米10年物国債利回りが、1.504%まで上昇したことで110.10まで上昇、ユーロドルは、ユーロ圏4月鉱工業生産が、予想を上回り1.2094から1.2130まで反発、ポンドドルは、英EUの北アイルランド議定書を巡る対立やロックダウン措置の完全解除時期が延期されるとの思惑で1.4070まで下落後、1.4125まで反発した。ただ、ジョンソン首相は、今月21日に予定していた行動規制緩和の4週間の延期を発表した。
 一方クロス円では、ユーロ円が133.44、ポンド円は155.35、オージー円は84.95、NZD円は78.65、カナダ円は90.68まで反発した。