昨晩の海外

昨晩の海外市場は、欧州序盤にポジション調整的なドル買いが出るも、米長期金利が低下傾向を示してことで、ドルに巻き戻し売りで引けた。米10年物国債利回りは、1.620%から1.586%まで低下、NY株価3指数は、プラス圏で引けたが、強い上昇にはならず、また、ベージュブックでは、「前回の報告期間よりもやや速いペースで経済は拡大した」、「全体的な価格圧力はさらに高まった」と示されたが、影響は見えなかった。
 ドル円は、109.88を高値に109.53まで下落、ユーロドルは、弱い独4月小売売上高指数もあって.1.2164まで下落後1.2218まで上昇、ポンドドルは、1.4112まで下落後、ジョンソン首相が「6月21日の規制緩和を遅らせるデータは何も出ていない」と発言したことで、1.4184まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円が133.65まで下落後133.90まで反発、ポンド円が155.04から155.51で上下、オージー円が4.77から85.00、NZD円は79.48から79.21で小動き、カナダ円は90.80を安値に91.08まで値を回復した。