昨晩の海外

金曜日の海外市場は、株価が軟調に推移したことや月末のドル買い需要で、ドルが全面高の展開となった。米経済指標としては、4月シカゴ購買部協会景気指数やミシガン大消費者信頼感指数の確報値が、予想を上回ったこと、カプラン・ダラス連銀総裁が、「株式相場の高止まりや住宅市場の歴史的な好況から、量的緩和の調整について議論を始めることが適切」と述べたことなども影響した模様。米10年物国債利回りは1.658%から1.628%まで低下後、同氏の発言を受けて、1.635%まで反発して引けた。
 ドル円は109.33まで上昇、ユーロドルが1.2034,ポンドドルは、1.3807まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円が131.44、ポンド円は150.91、オージー円は84.22、NZD円は78.26まで下落したが、カナダ円は89.02まで高値を更新した。