昨晩の海外

昨晩の海外市場は、習主席が、米国が主催する気候変動サミットの参加を表明したことで、米中の緊張緩和期待からNY株価3指数が反転に転じたことで、前日のリスクオフの動きから巻き戻しが優勢となった。また米10年物国債の利回りは、好調な20年物国債の入札を受けて、1.584%から1.554%まで小幅低下したが、特別ドル売りの材料となっていない。
 ドル円は、108.28から107.97の狭いレンジで推移、ユーロドルは、1.1999まで下落後1.2039まで反発、ポンドドルは、1.3948から1.3886で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円が129.64から130.14まで反発、ポンド円は150.98から150.05で上下、オージー円は83.28から83.93、NZD円は77.49から78.05で推移し、カナダ円は85.43を安値に、カナダ中銀の声明でテーパリングの開始を表明したことで、86.80まで買い戻された。