金曜日の海外

金曜日の海外市場は、米長期金利の動きにドルが上下する形が続いた。米10年物国債利回りは、一時1.6851%まで上昇後、1.63%台まで調整も、米3月卸売物価指数が、コアとも予想を上回ったことで、下げ止まりを見せた。また、NYダウが300ドル越えの上昇となったが、週末を控えて影響は限定された。
 ドル円は109.96まで上昇後109.55まで売りに押され、ユーロドルは一時1.1867まで下落後1.1911まで反発、ポンドドルは、1.3670を安値に1.3745までは値を戻した。
 一方クロス円では、ユーロ円は130.55まで反発、ポンド円は149.59を安値に150.94まで反発、オージー円は83.04から83.80、NZD円は76.71から77.42まで値を戻し、カナダ円は、強い3月雇用統計を受けて86.76から87.58まで上昇した。