昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米長期金利の動向に左右される展開も、まちまちの動きとなったが、昨日来のポンド売りが続いた。米10年物国債利回りは、1.672%から1.631%まで一時下落したが、その後1.67%台を回復。米経済指標としては、2月貿易収支が過去最大となったが、相場に特別な反応は見えず、注目の米FOMC議事録では、「本格的な回復にはしばらく時間がかかる可能性が高い」、「債券利回りの上昇は景気見通しの改善を反映」と示されたが、サプライズはなく、相場の反応は限定された。また、NY株価3指数は、小幅ながらまちまちの展開で終了した。
 ドル円は、109.94から109.60まで一時売りに押され、ユーロドルは1.1915まで上昇後1.1861まで売りが76.84に押され、ポンドドルは1.3725まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円が130.69から130.28で推移、ポンド円が150.66、オージー円が83.50、NZD円は76.84、カナダ円が86.86まで下落した。