昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米長期金利の低下を受けて、ドル売りが優勢となった。米10年物国債利回りは、1.716%から1.651%まで低下。この日国際通貨基金が、世界及び米・ユーロ圏の成長率予想の引き上げを発表したが、織り込みの範囲に留まった。NY株価3指数は、軟調な推移に留まったが、リスク回避のドル買いは強まっていない。 
 ドル円は、110.55まで反発後、一転109.67まで売り込まれ、ユーロドルが1.1874まで上昇したが、ポンドドルは、対ユーロでの売りに押され、1.3803まで下落した。尚ユーロポンドは、0.8589まで上昇した。
 一方クロス円では、ユーロ円が129.82、ポンド円が151.70、オージー円が83.80、NZD円が77.15、カナダ円が87.30まで売りに押された。