昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米長期金利の低下や株価の反発を受けて、リスクオン気味のドル売りが優勢となった。米10年物国債利回りは、一時1.672%まで低下。米株3指数は、前日のバイデン大統領のインフラ投資の発表を受けて、S&Pが初めて4000ドル台に上昇するなと堅調に推移、米経済指標としては、週間新規失業保険申請件数が、予想より弱い結果となったが、3月ISM製造業景気指数が、強い結果となり、悪影響は相殺された。またマコーネル米上院院内総務が、「バイデン米大統領による2兆ドルのインフラ計画は、共和党党員の支持を得ることはできないだろう」と発言したが、影響は見えなかった。
 ドル円は110.85と高値に110.55まで下落、ユーロドルが1.1780、ポンドドルが、1.3837まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円が130.23、ポンド円が153.08、オージー円が84.24、NZD円が77.68まで反発、カナダ円は、OPECプラス閣僚級会合で、
5月から段階的な減産の縮小が発表されたが、原油価格が上昇したことで、88.12から88.18まで買い戻された。