昨晩の海外

昨晩は、月末を睨んでもみ合い気味の展開も米長期金利の上昇を受けて、ドルの堅調が続いた。株価面では、NYダウは、ヘッジファンドの米アルケゴス・キャピタル・マネージメントとの取引で、複数の金融機関や証券会社が、大幅な損失を計上するとの見方で、167ドル安まで下落スタートも、NY州で、明日から30代以上の市民へのワクチン接種が始まること、バイデン大統領が、更にワクチン接種を拡大すると発言したことなどを好感して、186ドル高まで反発したが、S&Pやナスダック指数は、米長期金利の上昇を嫌気して、マイナス圏で引けた。米10年物国債利回りは3月ダラス連銀製造業業況指数が、強い内容となったこともあって、1.71%台で高止まりした。
 ドル円は109.37まで下落後、109.85まで反発、ユーロドルは、1.1794から1.1761で上下、ポンドドルは、1.3847を高値に1.3756まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円が128.83から129.33、ポンド円が150.59から151.82で上下、オージー円は83.34から83.94、NZD円が76.34から77.01、カナダ円は86.64から87.25で堅調に推移した。