金曜日の海外

金曜日の海外市場は、欧米株の堅調な展開から、ドルの買い戻しが優勢となるも、米長期金利の高止まりがドルの下値を支えた。NYダウは479ドル高、ナスダック指数も一時のマイナス圏からプラス164ポインドで引けた。一方米10年物国債利回りは、1.638%から1.681%まで上昇して引けた。米経済指標としては、2月個人消費支出が予想を下回ったが、個人所得や3月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値は予想を上回ったが、影響は限定された。
 ドル円は109.85まで上昇、ユーロドルは、独3月ifo企業景況感指数が、強い結果となるも1.1772から1.1805で揉み合い、ポンドドルは、1.3813まで一時反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は129.46、ポンド円が151.55、オージー円は83.82、NZD円は76.81、カナダ円は84.41まで一時反発した。