昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米長期金利が急上昇したこと、NY株3指数が大幅に下落したことを受けて、ドルの買い戻しが優勢となった。米10年物国債利回りは、ブラード・セントルイス連銀総裁が「最近の長期金利の上昇は問題ない」と述べたことや7年物国債入札が、かなり不調だったことを受けて、瞬間的に1.60%台まで上昇、NYダウは、FRBが、早期に低金利政策を解除するとの思惑が高まったこともあって、668ドル安まで下落、ナスダック指数は3%を超える下落となった。また、米経済指標としては、10-12月期GDP・改定値は予想を若干下回るも、週間新規失業保険申請件数や1月耐久財受注額も予想を上回ったことが、米長期金利の下支えとなった。
 ドル円は、一時106.40まで上昇、ユーロドルは、1.2243から1.2160まで下落、ポンドドルも1.4182から1.4000まで一時値を下げた。 
 一方クロス円では、ユーロ円は129.98の高値示現後128.98まで下落、ポンド円が150.45から148.49、オージー円は84.96から83.51、NZD円は79.22から78.17、カナダ円は85.11から84.24まで売りに押された。