昨晩の海外

昨晩の海外市場は、プレジデンツデーでNY市場が休場となることで、動意に薄い展開も、日欧の株価の上昇を受けてリスクオンの展開。また原油先物が、経済再開への期待感やテキサス州の寒波によって、供給が鈍るとの思惑から本昨年1月以来となる60ドル台を回復したことで、産油国通貨が上昇した。
 ドル円は、日経平均株価が31年ぶりに3万円台に乗せたこともあって105.42まで上昇、ユーロドルは、ユーロ圏12月鉱工業生産が前月比、前年比ともに予想を下回ったが影響は薄く、1.2145から1.2121の狭いレンジで推移、ポンドドルは、新型コロナウィルスの感染件数が、昨年10月以来となる1万件を割り込んだことなどを好感する形で、1.3920までじり高となった。
 一方クロス円では、ユーロ円は127.97、ポンド円は146.64、オージー円は82.06、カナダ円は83.41まで上昇、NZD円は76.30から75.99で揉み合いに留まった。