今日の注目ポイント

昨日もドルの軟調が続きました。特別な材料もなく、不透明感が残ることもあって、巻き戻しの展開には注意しておきましょう。 
 アジア時間は、東京や中国市場が休場となります。動意に薄い展開に留まりそうです。
経済指標としては、1月RICS住宅価格指数、独1月卸売物価指数、欧州委員会・経済見通し発表、米週間新規失業保険申請件数、NZ1月製造業PMIと食品価格指数が発表されます。
経済指標に対する相場に反応が限定される展開が続いていますが、欧州委員会の経済見通しが弱い結果となるならユーロ相場を押さえそうです。また先週の米1月雇用統計が弱かったこともあって、今夜の週間新規失業保険申請件数には注目が集まりそうです。この結果や30年物国債の入札と合わせて、米長期金利の動向には注意して対応しましょう。
要人発言として、ヴィルロワ・ド・ガロー仏中銀総裁やクノット・オランダ中銀総裁が、ユーロ高にけん制的な発言を続けるか注目しましょう。