昨晩の海外

昨晩の海外市場は、バイデン政権の追加経済対策の期待感や週間新規失業保険申請件数の好結果などもあって、ドル買いが優勢となった。またNYダウは342ドル高まで上昇、高値引けとなった。
 ドル円は、米長期金利の上昇もあって105.56まで値を上げ、ユーロドルは、イタリアの政局不安や対ポンドでの売りに圧迫されて1.1957まで下落、ポンドドルは、1.3564まで下落後、英中銀が政策金利や資産購入枠を据え置いたが、マイナス金利導入に否定的な見方を示したことで、1.3698まで急騰した。ユーロポンドは、0.8769まで値を下げた。
 一方クロス円では、ユーロ円が126.10まで下落、ポンド円は142.85まで売りに押された後144.37まで急反発、オージー円が80.34から80.06で揉み合い、NZD円は、対豪ドルでの売りが圧迫し75.40まで下落、カナダ円は82.37から82.10で小動きとなった。