昨晩の海外

昨晩の海外市場は、次期財務長官に指名されたジャネット・イエレン氏が、公聴会で「第2次景気対策に向けて活発に取り組む」と発言したことで、NY株価が堅調な推移となり、リスクオンのドル売りも、前日に発言内容が伝わっていたこと、大統領就任式に対する警戒感もあって、影響は限定された。イエレン氏は、同時に「増税は長期で検討」、「ある時点でキャピタルゲインは課税されるべきだと思う」と発言しているが、市場はこの発言には反応していない。
ドル円は、アジア時間の高値104.09から103.84まで下落、ユーロドルは、独ユーロ圏1月景況感指数が予想を上回ったこともあり、1.2145まで上昇、ポンドドルも1.3637まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が126.21まで反発、ポンド円は、141.35から141.75の狭いレンジで推移、オージー円は80.33から79.87、NZD円は73.84、カナダ円は81.47まで若干売りに押された。