昨晩の海外

金曜日の海外市場は、バイデン大統領のパンデミック経済対策の発表が、予想通りの結果となったことで、材料出尽くし感が出る中、NY株価の下落や週末のポジション調整の動きもあって、ドルの買い戻しやクロス円中心に利食いが優勢となった。NYダウは、一時378ドル安まど下落も下げ渋った。また米12月小売売上高や1月NY連銀製造業景気指数が予想より弱い結果となったが、ドル売りは限定された。
ドル円は103.62から103.90で上下、ユーロドルは、「オランダ・ルッテ内閣が児童福祉助成金のスキャンダルにより総辞職する」との一部報道など欧州各国で政局不安が広がっていることが嫌気されて1.2076まで下落、ポンドドルも1.3573まで値を下げた。
またクロス円では、ユーロ円が125.41、ポンド円は140.96、オージー円が79.72、NZD円は73.88、カナダ円は81.32まで売りに押された。