昨晩の海外

昨晩の海外市場は、NY市場が感謝祭の休場で、動意に薄い展開も、ドルの軟調、円の堅調な展開となった。
ドル円は、104.22までじり安、ユーロドルは、1.1941を高値に、ECB議事録で、「新型コロナ感染拡大による景気回復の遅れや低インフレ長期化への懸念が表明され、必要とあれば追加緩和の実施」も示唆されたことで、1.1885まで売りに押され、ポンドドルは、ジョンソン首相報道官が「対面交渉を希望しているもののEU次第」と発言、英デイリーエクスプレス、「ブレグジット交渉は完全に行き詰っている」と報じたことなどから1.3323まで下落したが、バルニエEU離脱首席交渉官が、「EU内で漁業権に関わる大臣に明日緊急会議を開くと伝えた」との一部報道が下値を支えた。
一方クロス円では、ユーロ円が124.57から123.91、ポンド円が139.80から138.94、オージー円は76.91から76.67、NZD円が73.15から72.92、カナダ円は80.32から80.08まで売りに押された。