昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米国の一般調達局が、「民主党の大統領候補バイデン前副大統領が、今年の大統領選の勝者と思われると判断した。トランプ大統領はGSAに対し協力するよう要請した」と発表したことなどを好感して、NYダウが、始めて3万ドルを超えたことで、リスクオンの展開となった。ただ、トランプ大統領は、未だ敗北宣言をせず、開票結果については引き続き法廷で争う姿勢を示した。また米経済指標としては、9月ケース・シラー住宅価格指数など住宅指標は強い結果となったが、1月消費者信頼感指数や11月米リッチモンド連銀製造業景気指数はともに予想より弱い結果となり、影響は限定された。
ドル円は104.76まで上昇、ユーロドルは1.1894から1.1841、ポンドドルも1.3381から1.3294で上下した。
一方クロス円では、ユーロ円が124.35、ポンド円は139.85、オージー円は76.95、カナダ円は80.43まで反発もNZD円は73.04から72.75の狭いレンジの動きに留まった。