昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米11月製造業・サービス業PMIが好結果だったこと、ロンドン・フィキシングでのドル買いフローもあって、一時のドル売りから一転、ドルの買い戻しが優勢で引けた。また、WSジャーナルは。「バイデン次期政権樹立後に、イエレン前FRB議長を財務長官に指名する」と報じたことが好感されて、NYダウは404ドル高まで上値を拡大した。
ドル円は104.64まで上昇、ユーロドルは、11月サービス業PMIの速報値は予想を下回ったが、製造業PMIが予想より良い結果となったことで、1.1906まで上昇後1.1800まで一時売りに押された。また、ポンドドルも。英製薬大手アストラゼネカが「新型コロナウイルスワクチンの臨床試験で平均70%の有効性が認められた」と発表したこと、英欧FTA交渉での今週中の合意期待、11月製造業・サービス部門PMIの速報値が予想より強い結果となったことから1.3398まで上値を拡大後、1.3264まで一時下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が123.11から123.78、ポンド円が139.30、オージー円は76.23、NZD円は72.40、カナダ円は79.38から79.95まで買い戻された。