昨晩の海外

金曜日の海外市場は、週末を控えて軟調気味な株価にも、大きな影響は見えず、総じて揉み合い気味の静かな展開で終了した。NYダウは、新型コロナウイルス対策として導入された緊急支援プログラムの一部をムニューシン財務長官が、年内で打ち切ると判断したことなどが嫌気されて、一時252ドル安まで下落した。
ドル円は、103.89から103.70の狭いレンジで推移、ユーロドルは、ラガルドECB総裁は、具体的な金融政策に言及せず、は「景気回復のためには、断ユーロ圏11月消費者信頼感指数の速報値が、予想を若干上回ったが影響は薄く、1.1878から1.1850で推移、ポンドドルは、フォンデアライエン欧州委員長が、英欧FTA交渉において「ここ数日で良い進展が見られた」との発言や対ユーロでの買いで、1.3250から1.3298で小じっかりとした動きとなった。尚ユーロポンドは0.8919まで売り込まれた。
一方クロス円では、ユーロ円が123.28から123.01、ポンド円が137.62から138.07、オージー円が75.64から75.99、NZD円は71.87から72.18で揉み合い、カナダ円は79.60から79.29まで売りに押された。