昨晩の海外

昨晩の海外市場は、NYダウが一時210ドル安まで続落となったことでリスクオフの動きも、その後シューマー米上院院内総務が、「マコネル上院院内総務が経済対策の交渉再開に合意」と発言、株価が下げ止まりを見せたことで、総じて揉み合いの展開に留まった。経済指標としては、米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や10月中古住宅販売件数は予想を上回った一方、週間新規失業保険申請件数は予想より弱い内容となり、相場の反応は限定的だった。
ドル円は103.72を安値に104.22まで一時上昇もその後売りに押され、ユーロドルは、1.1816を安値に1.1880まで反発、ポンドドルは、来週24日のEU首脳会議に向けて、交渉の進展期待も、バルニエEU離脱首席交渉官が「自身の交渉チームの担当者1人が新型コロナウイルス検査で陽性となったことを受け、交渉を一時的に中断することを決定した」と発表したことで1.3196まで下落後、1.3280まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が122.86から123.32まで反発、ポンド円は137.20から138.01、オージー円は75.85から75.42、NZD円が71.53から71.90、カナダ円は79.48から79.25で上下した。