昨晩の海外

昨晩の海外市場は、ファイザー社が、「新型コロナウイルスワクチンの最終結果が95%で有効」と発表したこと、FAAが「ボーイング737MAXの運行再開を承認する」と発表したことなどからNYダウが147ドル高からスタートも、午後になって、「NYの小学校が、オンライン授業になる」との報道を受けて米国の感染拡大が意識され、一転350ドル安まで下落したことで、一時のリスクオンのドル売りも広がらなかった。また米10月住宅着工件数は予想を上回ったが、建設許可件数が予想を下回り、影響は限定された。
ドル円は、104.10を上値に103.65まで下落、ユーロドルが1.1891を高値に1.1851まで売りに押され、ポンドドルは、ドムブロフスキス欧州委員会副委員長が「我々は、英国との通商合意の最終段階に差し掛かっている」と述べたこともあって1.3312まで一時上昇したが、高値圏は維持できなかった。
一方クロス円では、ユーロ円が123.02、ポンド円が137.80まで下落、オージー円は75.79から76.17で上下、NZD円は72.13まで反発、カナダ円は79.25から79.68での推移となった。