昨晩の海外

金曜日の海外市場は、堅調な株価や週末のポジション調整の動きで、ドル売りが優勢となった。米10月卸売物価指数は予想を上回ったもののコア指数が予想を下回り、11月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値が4カ月ぶりの低水準になったこともドルの売りを誘った。
ドル円は、104.56まで下落、ユーロドルが。1836、ポンドドルが、対EU強気派のジョンソン首相上級顧問ドミニク・カミングス氏が、年末までに退任する見通しが報道されたことで、FTA交渉が妥結に近づくのではないかとの思惑もあって、1.3198まで反発した。尚CNNは、「ジョージア州では民主党のバイデン前副大統領が、ノースカロライナ州ではトランプ大統領が勝利を確実にした」と報道、この結果バイデン氏が306人、トランプ大統領が232人の選挙人を獲得したこととなり、バイデン氏の次期大統領就任がほぼ確実となったが、相場の影響は限られた。
一方クロス円では、ユーロ円が124.30から123.66、ポンド円が138.53から136,61、オージー円が76.32から75.80、NZD円が71.84から71.49、カナダ円は08.11から79.43まで売りに押された。