昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米国がコロンバスデーの休場で、主だった経済指標の発表のない中、堅調を維持した株価にも、直近のリスクオン相場に、巻き戻しのドルの買いが優勢となった。
ドル円は105.68まで反発、ユーロドルは、クノット・オランダ中銀総裁が「ECBは12月の決定でいかなる政策も排除しない」と発言、ラガルドECB総裁も12月に予定する追加金融緩和で、「新型コロナウイルス向けのパンデミック緊急購入プログラムや長期資金供給オペの拡大が焦点になる」との見方を示したことで、1.1746まで下落、ポンドドルは、テンレイロ英MPC委員が「欧州はマイナス金利政策の肯定的な証拠を反映」と発言、「英国とEUの交渉は期限とされている11月中旬には間に合わず、来週も継続して交渉を行う」との一部報道を受けて、1.3192まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が123.92、ポンド円は139.22、オージー円が76.66まで下落、NZD円は72.73から72.42下、カナダ円は80.96から80.63で上下の動きに留まった。