昨晩の海外

昨晩の海外市場は、ファイザーの新型コロナワクチン開発の進展を受けたリスクオンの動きも一服気味の展開となった。ただ、株価面では、NYダウが320ドル高も、ナスダックが289ドル安と新型コロナウイルス後の相場を見据えた展開が続いた。
ドル円は、米10年物国債利回りの高止まりを受けて104.91から105.49まで一時値を戻し、ユーロドルは、1.1843を高値から予想を下回る独11月ZEW独ZEW景況感指数を受けて、1.1780まで売りに押されたが、「欧州連合は、1.8兆ユーロ規模の予算と景気刺激策のための取りまとめに向けて前進」との報道が下値を支えた。一方ポンドドルは、1.3168から1.3279まで反発した。
クロス円では、ユーロ円は124.09から124.61、ポンド円が138.30から139.78まで反発、オージー円は76.40から76.84、NZD円は71.65から72.08、カナダ円は80.65から81.12で揉み合い気味の展開に留まった。