昨晩の海外

昨晩の海外市場は、20日を期限とする米国の追加経済対策に関して、ペロシ下院議長が期限を延長する意向を示し、NYダウが379ドル高まで反発したことでリスクオンの展開も、ムニューシン財務長官とペロシ下院議長の再協議を控えて、NYダウが上げ渋ったことで、ドルは下値を支えられた。米経済指標としては、9月住宅着工件数が予想を下回るも、建設許可件数が予想を上回り、影響は限定された。また、トランプ大統領は、「追加経済対策が民主党が主張する2.2兆ドル以上となっても良い」と述べ、米司法省と11州が、グーグルを反トラスト法違反で提訴と報道されたが、影響は限定された。
ドル円は、105.75から」105.42まで下落、ユーロドルは1.1841まで上昇、ポンドドルは、ザハウィ英エネルギー・産業戦略省副大臣が「EUが我々を主権国家とみなさないのであれば、合意なしを選択することになる」と述べたこともあって、1.2980から1.2912で上下した。
一方クロス円では、ユーロ円が125.01まで反発、ポンド円は136.34から137.05まで上昇後、136.67まで売りに押され、オージー円は74.63、NZD円は69.59、カナダ円は80.53まで値を上げた。