昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米国の追加経済対策の合意期待感を背景に、NYダウが100ドル超の上昇からスタートも、ワシントンポストの記者が、ツイッターに「交渉は成立しそうに見えない」と投稿したことをきっかけに、400ドルを超える下落となったことが、ドルの下値を支えた。尚ペロシ下院議長とムニューシン財務長官の協議は20日も継続する模様で、またマコネル上院院内総務は、「米上院は新型コロナウイルス対策法案を今週採決する」と発言している。ラガルドECB総裁やパウエルFRB議長の発言は、新味に欠け影響は見えなかった。
ドル円は105.30から105.50で小動きを継続、ユーロドルは、1.1794まで上昇後1.1765、ポンドドルは、英欧の通商交渉継続を好感する形で、1.3025まで上昇後、英欧の通商交渉担当者の一転二転する発言もあって、1.2937まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は124.34まで反発、ポンド円は137.26を高値に136.40まで下落、オージー円が74.94から74.41、NZD円は70.03から69.61、カナダ円は、80.21から79.90まで売りに押された。