金曜日の海外

金曜日の海外市場は、新型コロナウイルスのワクチン開発への期待感から欧米株価指数が上昇したことで、リスク・オンの動きも、米9月小売売上高や10月ミシガン大学消費者信頼感指数の速報値など良好な結果となったことが、ドルの下値を支えた。
ドル円は、105.19から105.45まで反発、ユーロドルは1.1694から1.1746で上下、ポンドドルは、ブレグジット絡みの報道に一喜一憂して1.2963から1.2862まで下落後、このレンジで神経質な値動きなった。ジョンソン首相はは、「EU側の交渉姿勢に変化がない限り合意できない」と明言したが、「バルニエEU首席交渉官とフロスト英首席交渉官は来週初めに再交渉することで合意」との報道がポンドの買い戻しとなったが、一方で「フロスト氏はバルニエ氏の訪英を断った」との報道、取引終了前には、ムーディーズが英国を格下げを発表したことなどが、ポンドの上値を押さえた。
一方クロス円では、ユーロ円が123.71まで反発、ポンド円が136.42から135.42で上下、オージー円が74.83、NZD円が69.72、カナダ円は80.00まで反発した。