昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米国の追加景気対策に対する不透明感から株価が軟調な推移となり、総じてリスクオフの展開となった。ムニューシン財務長官とペロシ下院議長の電話会談では、両者とも隔たりがあることを認め、ムニューシン財務長官は、「大統領選前の合意が難しい」と述べた。
ドル円は、105.04まで下落、ユーロドルは1.1720から1.1771で上下、ポンドドルは、EU首脳会議への警戒感から1.2963まで下落後、「英国はEUとの通商協議をすぐに打ち切りにはしないことを示唆」との報道を受けて、1.3065まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円は123.47まで下落、ポンド円は135.67を安値に137.35まで反発、オージー円は75.20、NZD円は69.93、カナダ円は79.87まで売りに押された。