金曜日の海外市場は、トランプ大統領夫妻が新型コロナウイルス陽性との報道を受けたリスク回避の動きも、ペンス副大統領とムニューシン財務長官が、新型コロナ検査は陰性、「トランプ大統領は新型コロナウイルス感染で軽度の症状」との報道を受けて、一服となった。また、米9月の非農業部門雇用者数は、+66.1万人と予想を下回ったが、失業率が7.9%と予想より改善したことで、影響は限定された。尚NYダウは、の433ドル安からペロシ下院議長が「米景気対策について協議を続ける」、「景気対策について成し遂げられる」などと述べたこともあり、一時プラス圏を回復したが、維持出来ずに終了した。
ドル円は、104.94から105.40まで反発、ユーロドルは1.1696から1.1742で上下し、ポンドドルは、3日のフォンデアライエン欧州委員長とジョンソン首相の会談を前に様子見ムードの中、1.2837から1.2955まで一時反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が123.03の安値から123.54まで反発、ポンド円が135.06から136.40まで買い戻され、オージー円は74.94から75.58、NZD円は69.56から69.98、カナダ円は78.77から79.26で推移した。