昨晩の海外市場は、トランプ大統領とバイデン氏の第1回TV討論会が終了、討論会はお互いの中傷に終始し失望に終わったが、追加の経済対策に対する期待感からリスクオンの動きも、月末のフローの動きやマコネル上院院内総務が、「共和党と民主党は大きな隔たりがある」と述べ、更にムニューシン財務長官が「追加経済対策の合意はまだない」と述べたことが嫌気され、ドル売りも限定された。米9月ADP全米雇用報告や4-6月期GDPの確定値は、市場予想を上回る結果となったが、為替市場に直截的な影響は限られた。またNYダウは、一時の573ドル高まで一時上昇も、上げ渋る形で終了した。
ドル円は105.75を高値に105.40まで下落も、狭いレンジの動きを続け、ユーロドルは、ECB要人の悲観的な発言を受けて、1.1685から
1.1752で上下し、ポンドドルは、1.2806からロンドン・フィキシングでの対ユーロでの買いフローで、1.2944まで反発した。などユーロポンドは、0.9067まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が124.04から123.53まで下落、ポンド円は135.20から136.56まで反発、オージー円が75.72、NZD円は69.94、カナダ円は79.32まで買い戻された。