昨晩の海外

昨晩の海外市場は、軟調な株価を受けて、リスクオフのドル買い買いが優勢となった。NYダウは、パウエルFRB議長の議会証言で、「考えられる措置は基本的に全て実施した」との発言もあって、176ドル高から572ドル安までじり安となった。
ドル円は、104.93を安値に105.49まで反発、ユーロドルは、欧州各国PMIの速報値が無難な結果となったことで1.1719まで反発後、対ポンドでの売りもあって1.1652まで下落、ポンドドルは、EU臨時首脳会議を控えて、バルニエ氏のコメントが交渉に前向きと捉えられたことで、1.2676から1.2777まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が122.58から123.19、ポンド円は133.14から134.63まで反発、オージー円は、軟調な貴金属価格を受けて74.51まで下落、NZD円も68.90まで売りに押されたが、カナダ円は78.68から79.00で上下した。