昨晩の海外

昨晩の海外市場は、新型コロナウイルス感染再拡大やロックダウン強化の懸念で、英欧米の株価が大きく下落、米政府の内部文書で、複数の世界的な大手金融機関が、過去20年近く巨額のマネーロンダリングに利用されていた疑いがあるとの報道も嫌気された。NYダウは、一時942ドル安まで下落、ナスダック総合株価指数は4日続落した。尚パウエルFRB議長の議会証言原稿で「景気の先行きは非常に不透明。新型コロナウイルスや政策に左右される」と公表されたが、影響は限定された。
ドル円は、104.00を安値に104.86まで反発、ユーロドルは、ラガルドECB総裁が「我々はユーロの上昇に注意を払っている」と述べたことも重しとなり1.1732、ポンドドルも1.2776まで値を下げた。
一方クロス円では、ユーロ円は122.52、ポンド円は133.55、オージー円は75.28、NZD円は69.57、カナダ円は78.53まで一時下落した。