昨晩の海外

金曜日の海外市場は、総じて、大きなトピックがなく揉み合い気味の相場展開の中、軟調な株価を受けて円が堅調な推移となった。米9月ミシガン大消費者信頼感指数の速報値が予想を上回ったことや週末のポジション調整がドルの下値を支えた一方、英欧での新型コロナウイルスの再拡大が、欧州通貨の上値を抑えた。
ドル円は、104.27まで下落後104.64まで反発、ユーロドルは、ルメール仏財務相が、新型コロナウイルスで陽性反応が出たとの報道などもあり、1.1826から1.1870で上下、ポンドドルは、1.3000を高値に、ジョンソン首相が「新型コロナ感染拡大の第2波がきている」と警告するように、再ロックダウンへの警戒感から1.2915まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が124.27から123.44で推移、ポンド円は136.01から134.96まで売りに押され、オージー円は75.99、NZD円は70.51、カナダ円は79.05まで下落した。