昨晩の海外

昨晩の海外市場は、明日の米FOMCで、金融緩和を一段と強化する姿勢が示されるとの見方や株価の反発を受けてドル売りが優勢も、その後ナスダックやS&Pは堅調を維持するもNYダウが値を消したことで、巻き戻し気味で引けた。米9月NY連銀製造業景気指数も市場予想を大幅に上回ったが、直接的な影響は見えなかった。
またこの日、WTOは2018年に米国が中国製品に課した関税措置は、国際貿易ルールに違反しているとの判断を示し、トランプ大統領は、「WTOに関して何らか対処する可能性」を示唆したが、影響は見えなかった。
ドル円は、105.82を高値に105.30まで一時下落、ユーロドルは、独・ユーロ圏の9月ZEW景況感指数が予想を上回ったことで、1.1900まで上昇後1.1840まで売りに押され、ポンドドルは1.2927から1.2842で上下した。EU外交筋から「国際法違反とされる国内市場法案が英議会で可決されれば、EUは英と合意できない」と伝わっている。
一方クロス円では、ユーロ円が124.76、ポンド円は136.45から135.47、オージー円が76.94、NZD円が70.75、カナダ円は79.90まで下落した。