昨晩の海外

金曜日の海外市場はドル売りが優勢。米7月個人消費支出などインフレ指標が概ね予想を上回ったことで、一時ドルの買い戻しが出るも、米長期金利が昨日の反発から低下したことなどが、ドルの上値を抑えた。また、8月ミシガン大消費者信頼感指数の確報値は予想を上回ったが、8月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回り、強弱入り混じったことで、影響は限定された。その他ムーディーズが「安倍首相の辞任はアベノミクス目標達成の不確実性につながる」と指摘したが、反応は限定された。
ドル円は、安倍首相辞任のサプライズが続き、105.20まで下落、ユーロドルは1.1920、ポンドドルは、月曜日の休場を前に、月末のユーロポンドの買いが支え、1.3357まで上昇した。
一方クロス円では、総じてアジアの高値から利食いが優勢となり、ユーロ円は125.20、ポンド円は140.02、オージー円は77.10、NZD円は70.52、カナダ円は80.31まで値を下げた。