昨晩の海外市場は、まちまちの展開も、円が軟調な推移となった。米7月新築住宅販売件数や8月リッチモンド連銀製造業景気指数は予想を上回ったが、8月消費者信頼感指数が予想より大幅に弱い内容となり、影響は限られた。また、NYダウは、構成銘柄の変更もあって92ドル高から一時213ドル安まで下落したが、ナスダックとS&Pが最高値を更新したこと、米中の通商協議の再開期待でリスクオフの動きは広がらなかった。
ドル円は、106.58まで上昇、ユーロドルは、8月ifo景況感指数が、良好な結果となったが1.1798から1.1844で上下し、ポンドドルは、1.3078から1.3171まで一時買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円が126.03、ポンド円が140.04、オージー円は76.56、NZD円は69.75まで反発、カナダ円は、米南部のハリケーン「ローラ」による悪影響に対する懸念で、原油買いが優勢となったこともあって、80.76まで上昇した。