金曜日の海外市場は、軟調にスタートした欧州株価を受けてリスクオフのドル買い戻しの動きも、米8月製造業・サービス部門PMIの速報値や7月中古住宅販売件数が、軒並み予想を上回ったことで、マイナス圏でスタートしたNYダウが、プラス200ドル越えの上昇で終了したことで、更なる展開とならなかった。
ドル円は、105.44を安値に106.07まで反発、ユーロドルは、仏・ユーロ圏PMI速報値の悪化を受けて1.1754まで下落、ポンドドルは、英欧のブレグジット協議に、目立った進展が見られず終了。バルニエ離脱首席交渉官やフロスト担当交渉官が「進展がほとんどなかった」と発言、1.3060まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円は124.44、ポンド円は138.26、オージー円は75.64まで下落、NZD円は68.84を安値に69.28まで反発、カナダ円も79.91から80.34まで買い戻しされた。