昨晩の海外

金曜日の海外市場は、週末を控えて揉み合い気味も、ドルは軟調を続けた
欧米株式相場の下落や予想を下回る米7月小売売上高を受けて、リスク回避的なドル買いも、トランプ大統領が「国民や州、地方政府に資金を供給する用意がある」、追加の新型コロナ経済対策協議について「交渉は打ち切らない」と述べたことなどが株価を支え、ドルの売り戻しにつながった。ただ、「15日に予定されていた米中貿易協議が無期限に延期された」との報道が嫌気された。NYダウは、137ドル安から81ドル高で揉み合い、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落して引けた。
ドル円は106.44まで下落、ユーロドルは1.1782を安値に1.1850まで反発、ポンドドルは1.3053から1.3144で上下した。
一方クロス円では、ユーロ円は125.74まで下落後126.23まで反発、ポンド円は139.35から140.02で上下、オージー円は76.51から76.16、NZD円は69.94から69.67で上下、カナダ円は80.89を高値に80.29まで利食いに押された。