昨晩の海外市場は、堅調な株価を受けて、リスク志向の動きも米7月消費者物価指数が予想を上回ったことで米長期金利が上昇、ムニューシン財務長官が「追加の経済対策協議は難航している」、「キャピタルゲイン減税のためには法律の制定が必要」との見解したことなどが、ドルの下値を支えた。NYダウは、356ドル高まで上昇、また米7月月次財政収支が改善を見せたが、相場への反応は見えなかった。
ドル円は107.01まで一時上昇も、106.70を下値に揉み合い、ユーロドルは1.1817まで一時上昇、ポンドドルは、1.3068から1.3006で上下した。
一方クロス円では、ユーロ円が126.22まで上昇、ポンド円は139.04から139.63で揉み合い、オージー円が76.73、NZD円が70.54、カナダ円が80.84まで値を上げた。