昨晩の海外

昨晩の海外市場は、新型コロナウイルスのワクチン開発期待感などから欧米株価が堅調な推移となり、リスクオンの動きも、午後になって一時363ドル高まで上昇していたNYダウが、米国の追加の経済対策が難航しているとの報道を受けてマイナス圏に沈み、ドルは堅調なレベルで終了した。また、予想を上回る米7月卸売物価指数もドル相場を支えた。尚クドローNEC委員長が、「米中第1段階の通商合意は、良好な状態にある」と発言、民主党の大統領選候補バイデン氏は、副大統領候補にハリス上院議員の指名を発表したが、相場に対する影響は限定された。
ドル円は、106.68まで反発、ユーロドルは、1.1723の安値から予想を大きく上回る独8月ZEW景況感指数もあって1.1807まで反発後値を消し、ポンドドルも1.3133まで反発後1.3042まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は124.50から125.50、ポンド円が138.65から139.51、オージー円は75.99から76.35まで反発、NZD円は70.31から69.90で上下、カナダ円は80.32まで上昇した。