昨晩の海外

昨晩の海外市場は、主だった材料のない中、米長期金利や株価を睨んで、総じてユーロ売りが目立つ形となった。
NYダウは、トランプ大統領が、週末失業給付などの経済対策に関する大統領令に証署名したことを好感して370ドル高までじり高となったが、ナスダック指数が売りに押され、リスクオンの動きは広がっていない。また、ムニューシン財務長官は「米民主党の主張が合理的であれば、トランプ政権と議会は今週中にも追加の新型コロナウイルス経済対策で合意できる」との見解を示したが、影響は限定された。
ドル円は106.20まで反発後106.71まで売りに押され、ユーロドルは1.1736まで下落、ポンドドルは、対ユーロでの買いで1.3020から1.3104まで一時反発し、ユーロポンドは0.8978まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円は124.34まで下落、ポンド円は138.11から138.65、オージー円は76.03から75.70、NZD円は70.00から69.71で上下、カナダ円は79.40まで反発した。