昨晩の海外

昨晩の海外市場は、FOMCが、政策金利の据え置きを発表。声明で、景気の下支えに向けてすべての措置を講じるとして、必要な限り事実上のゼロ金利政策を継続することが再確認され、ドル売りの流れが継続した。また外国中銀向けドルスワップ協定とレポファシリティーを2021年3月31日までの延長を発表、パウエルFRB議長が、「今後の米経済の行方は非常に不確実で、現在の景気の落ち込みは深刻」とハト派的な見解を示し、米長期金利が低下したこともドルの上値を抑えた。
ドル円は、105.19を上値に104.77まで下値を拡大、ユーロドルは、FOMC前のポジション調整で、1.1719まで下落後1.1806まで反発、ポンドドルは1.3014まで一時上昇した。
一方クロス円では、ユーロ円が123.79、ポンド円が136.47まで上昇、オージー円は75.21から75.53で上下、NZD円も69.80から70.07、カナダ円は78.74から78.49での推移に留まった。