昨晩の海外

金曜日の海外市場は、米政府が知的財産保護を理由に、米国内の中国総領事館の閉鎖を命令したことから、中国も国内の米総領事館の閉鎖を要求する報復行為に出たことで、米中関係の悪化が懸念となり、株価が下落したことで、リスク回避の動きも、ドルの戻り売り意欲が強く、ドルな軟調なレベルで終了した。米7月製造業・サービス業PMIの速報値が予想を下回ったこともドルの上値を抑えた。またNYダウは、一時250ドル安まで下落し、マイナス圏で引けた。
ドル円は105.68まで下落、ユーロドルは1.1581を安値に、独ユーロ圏の7月製造業・サービス業PMIの速報値が、予想を上回ったこともあって1.11658まで上昇、ポンドドルは、1.2717から1.2804まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円は123.59から122.84、ポンド円は135.73から135.00で上下、オージー円は75.55から74.87、NZD円は70.65から70.05、カナダ円は79.37から78.67まで売りに押された。